県内男女共同参画センター職員研修に出席!

11月18日(木)は、12時30分〜
今年度第2回目の市町・県内男女共同参画センターの
職員研修で、県立男女共同参画センターに行きました。

この日は、県の「ひょうご男女共同参画推進員大会」と
「生と性を考えるフォーラム」も兼ねていて、いろいろ
盛りだくさんな内容でした。

最初は、県内10ヶ所の地域別「活動発表」で、
中には、紙芝居・会話劇・人形劇などで、工夫をこらした
啓発活動の発表もあり、「分かりやすい、伝わりやすい啓発」に
ついて、楽しみながら、勉強させていただきました!

特に、淡路地域で人形劇での啓発活動をしておられるみなさんは、
5分バージョンや、1時間バージョンなど、用途に合わせたものを
創っておられ、充実した活動状況が感じられました。

後半は、ラジオパーソナリティ・映画評論家の
増井孝子さんのご講演で、
テーマは、「映画に見る女性の生き方」。

ラジオのお仕事を長くしておられるので、
お声がとても聴きやすく、心地よかったです!
また、映画を通しての「時代」や「女性の意識」の
変移などのお話も非常に興味深かったです。

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1)私の人生を変えた1本の映画
2)映画から何を学ぶか?
 ・映画は時代や社会を映す鏡
3)女性映画の変遷
 ・スタートは1977年
 ・「結婚しない女」「ジュリア」
4)女優の生き方
 ・リズ・オードリー・モンロー
5)今年の映画
 ・3D元年・・・「アバター」
 ・女性監督の本格的な台頭
 (キャスリン・ビグローとソフィア・コッポラ)
 ・邦画の時代劇ブーム
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「映画を見るときに、誰に自分を投影して見るか」?や
「映画は何かのメタファーでもあるので、
映画が問いかけてきているものは何か?」とか、
「何を伝えようとしているのか?」など
「それらを考える楽しみが、映画にはある」と・・・!!
確かに・・・!!

「アバター」については、先入観を持ってしまっていて、
あまり興味を持っていませんでしたが、
「テクノロジーだけでなく、様々なメッセージが込められている」
「マイノリティに対する“まなざし”がある」
「人物設定に“今”が感じられる」とのお話に、
DVDを借りてみよう!と思いました。

その他、「“伝えること”と、“伝わること”は違う」とか、
「映画を見て、お互いの違いを、どう認めあうか?
接点を見つける“ツール”として使うこともできる」など
ためになるエッセンスを一杯いただきました。

ブログライターが大学生(英文科)時代、
「映画は、文学とも関連している」と、
アメリカ人の先生が、いつも講義の始めに、
先週見た映画の話をしてくださっていたのを
思い出しました・・・。

1ヶ月に1本ぐらいは、映画館で映画を観る機会を
作りたいなぁ・・・と思った一日でした。