センターでは、今年度の「指定管理者」運営になってから、
「市民企画講座」も実施しています。
●市民企画<参画>講座
企画をセンターと一緒に考える
●市民企画<持込>講座
企画のアイディアを持ちこんでもらう
●市民企画<講師>講座
企画のアイディア提供、講師もしていただく
「人生のエンディングへの心づもり」の講座が、
12月13日から3回シリーズで始まりましたが、
これは、「市民企画<講師>講座」の一環です。
NPO法人同士のつながりから、
この企画が生まれました。
1回目は、「NPO法人遺族支え愛ネット」の
グリーフ&ライフサポートアドバイザー:
出口久美さんを講師に、「大切な人を失った方々と
接して」というテーマでお話をしていただきました。
出口さんが、今まで関わってこられた多くの方々の
お話や、考え方を変えさせられた方との出会い、など、
穏やかで優しい口調でお話しくださいました。
お話の一つひとつが、心に沁みいります。
最後の方では、参加者みんなで今年一年をふりかえって、
それぞれに、漢字一文字で表す時間を持ちました。
「忙」が3人、「幸」が2人おられた以外は、みんな違う字。
本当に、いろいろな思いがあるのですね・・・。
また、出口さんが制作にも携われた、
「エンディングノート〜バトンタッチ〜」の
紹介もありました。
ライターも一冊、自分用にいただきました。
項目を見ていると、なかなかスラスラとは
書けそうにない部分が多いです。
でも、自分自身との対峙は、人生のエンディングへの
大きな宿題だ・・・と思いました。
「いま、この一瞬の大切さ」
「なにげない、当たり前のことへの感謝」など
今一度、「思い」をめぐらせた時間でした。