まちの可能性を考える〜新しい“地縁”の楽しみかた!(その3)

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梅山晃佑さんへの質問・感想と、梅山さんからの回答
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梅山晃佑さんプロフィール:
大阪市在住
大阪市出身。学生の頃よりスタッフをしていた
「からほりまちアート」をきっかけに空堀に移住。
その後、プライベートな自宅での「2畳大学」
仕事でのプロジェクト「コワーキングスペース往来」をオープン。
空堀に引っ越してきたばかりの人たちで運営する「空堀むすび食堂」
など、様々な人が行き交うきっかけになるプロジェクトを実施中。
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● 二畳大学のテーマや運営方法が知りたいです。講師は?

−実は「大人版オモ部」だと想像してもらえると、すごく近いんじゃないかと思います。誰かの「こんなことやってみたい」をメーリングリストで流したり、定期的に開催しているオープンキャンパスに持ち寄ったりして、そこで共感する人が2〜3人集まったら授業が開催決定!となり、そこから授業の中身をみんなで考えています。過去には
・おいしいカレーを作りたい! → カレー学科
・絵本つくってみたい! → 絵本づくりのワークショップ
・進路を悩んでいる → 同じ悩みを持つ人で集まっての座談会
などがあります。講師は必要であれば「だれかこれ教えてくれませんか?」と探しますが、座談会などの場合はいないこともあります。

● 歳はおいくつですか?

−34歳、酉年です!

● すごく人が好きなんだと思いますが、そのあたりはどこで培われたのでしょう?

−ありがとうございます。そうですね、一体どこでしょうか…意識してこうなったというよりは、気が付いたらこうなっていたので、家族を含め、今までに出会ってきた色んな人や環境かなぁと思います。ただその数や種類の多さは、同年代の人と比べると多いと思います。そのおかげ、というのはあるんじゃないかと。

● 空堀むすび食堂の「のれん」が黄色で、町並みも写真で見ると黄色基調でしたが、商店街と連携したり、深く考えたりしたのでしょうか?

−すみません、これはたまたまで、余っているともらった布があって、それが黄色でした。むすび食堂でいうと、個々のお店に協力してもらったり、ということはありますが、商店街組織との連携はありません。

● 人見知り&おしゃべり苦手(でも人とのつながりは求めている)人でもアウェイ感なく入っていけますか?

−もちろんです!

●「逢着」からどこにたどりつく予定?出会いの場が続く?

−どこに辿り着く予定もありません。予想でききないことが起こるのが「逢着」の面白さです。なので、そういう「逢着」が起きそうな機会や場所を作り続けていきたいなとは思っています。

● 知人が空堀商店街でカフェをしたいけれど家賃が高すぎてムリだと言っていましたがそんなに高いのでしょうか?

−そうですね、相場としては高いと思います。ただ、そうでもないところもありますが、そういうところは関係性の中で回るので(市場に出回らない)、空堀でいっぱい友達を作っておけば、相場よりも安いところが見つかる可能性は高まると思います。

(もう一度、続く!)