「本」を通して「人」と出会う(その4)

梨木香歩さんの作品を選ばれたお2人を紹介!

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■ 『雪と珊瑚と』
著:梨木香歩(角川書店)
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梨木さんの小説は、どれも(その人にとっては正しい)
信念のぶつかり合いが出てくる。

自分と全く相容れない他人とのエピソードは
読む者にも、主人公たちにも
強い痛みを残す…この本だと
シングルマザーの主人公の生き方を嫌悪する年上女性。

でも最後にはちいさいけれどさわやかな救いが。
食べ物やカフェに興味のある人にもぜひ。

【紹介者】 平井めぐみさん
川西在住の図書館司書(宝塚市立図書館)
小学生の時に本の迷路に迷い込んで以来
人生を茫洋と過ごしています…いいのか?!

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■ 『西の魔女が死んだ』
著:梨木香歩(新潮文庫)
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なんでも「自分で決める」こと。
ものごとの本質はもっとシンプル
自分の創り出した妄想に支配されずに
シンプルに生きていきたい。

【紹介者】 二岡美樹子さん 
なないろじかんNPO法人ママの働き方応援隊 阪神北校 代表
「ゲストハウスを併設しているカフェ」設立を目指して
萩原台の「なないろじかん」から放浪中。
シェアする「場」つくりを目指してます。

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その5に続きまーす!