「ちっちゃくても、大きな世界」

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「ちっちゃくても、大きな世界」

8月3日(金)、夏休みまっただ中のあつーい日。「ちっちゃくても大きな世界 チリモン!?を探せ!!」講座(講師/大阪自然環境保全協会 田中広樹さん)を開催しました。

チリモン(チリメンモンスター)とは、海にすむ魚や生き物の子どもなどがチリメンジャコに混じった物のことです。この講座では、普段は捨てられてしまうことの多いこのチリモンを、みんなで探して観察し、多様な生き物のすむ海に思いを馳せます…。

さっそくチリモン探しに夢中になっている子どもたちの手元を覗いてみると、多種多様なチリモンがたくさん!体の長いタチウオや、ハゼ、タイ、カサゴの仲間など。タツノオトシゴを見つけた子もいましたよ。

それをワークシートに貼り付けて、みんなで見せ合います。コツは「チリモンがどうやって泳いでいたのか想像すること」と「チリモンと一緒に泳いでいる自分も描いてみること」。「船と島を描いたよ!」「タチウオがイカを追いかけてるんだよー!」等々、みんな創造力豊かに仕上げていました。

「生物多様性って知ってる?ちょっと難しいかな。」と、講師の田中さん。

「道にある溝を流れる水は下水処理されずに、川に流れていく。そして川はチリモン達がいた海と繋がっている。その海には、食べたり食べられたりして、色々な生き物がすんでいるんですよ」と…。

子どもたちはチリモン探しを終えて、どんな事を感じ、考えたのでしょう。生き物が多様であることを「面白い!」と思ってくれるといいなあ。 (構成:西村)
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