押部谷町の“農”と環境から考える会全体集会(第3回)

こんにちは。

1月23日(水曜日)。押部谷町の今後を“農”と環境から考える会
の全体集会を開催しました。

会議の前半は、各分科会の活動状況の報告がありました。
昨年の9月の全体集会開催以降、ブランド米“おしべのゆめ”の
収穫体験や販売、明石川沿い桜の植樹に向けた神戸県民局
神戸土木事務所との事前協議、養田集落の卒業桜の消えた
ネームプレート復元作業、ホタル里親の飼育状況のアンケート
結果などなど・・報告する内容も資料も盛りだくさんでした。

会議の後半は、前回と同様、3つの分科会に分かれて話し合い。
来年度以降の活動内容について検討しました。

●農業分科会は、押部谷町産のブランド米“おしべのゆめ”に
取り組んでいますが、“おしべのゆめ”が消費者の方に定着する
まで、生産者を広く募集して増やしたり、ヒノヒカリ以外の品種を
導入したりせず、今のやり方でしっかり基礎固めをしていこう!
となりました。
生産者の規約づくりや組織体制づくりなども進めていくことになりました。

●生活分会は、明石川沿いの桜街道づくりに取り組んでいますが、
まだまだ、桜を植樹する場所はあるので、桜街道づくりを継続してい
こうとなりました。また、植樹後の維持管理についても集落へのサポ
ート体制を整えていくことになりました。さらに、来年度、生活分科会
と自然分科会を合体させ、“環境分科会”とすることを提案しました!

●生活分会は、ホタルやダルマガエル、タコノアシといった生き物と
のふれあいの場づくりに取り組んでいますが、ホタル里親については、
里親をサポートする体制を構築するため、相談窓口や飼育拠点づくり
を検討していくこととなりました。
また、生き物の勉強会や鑑賞会など、学校や保護者にも呼びかけ、
子どもたちが多く参加できる催しも企画・実施していこうとなりました。
これらについては、ぜひ、こうべ環境未来館と一緒に取り組めたらいいね、
という声もあり、どんな連携ができるのか・・・今後の展開が楽しみです。

各分科会の話し合いは、これまで取り組んできたことをどれも一時的な活動として終えるのでは無く、
継続的、かつ発展させて行こうというものでした。組織の再編も検討していきます。

強い想いが伝わってきました。
より良いふるさとづくり。前進あるのみです。