かわにし食育フォーラム2014
H26年11月15日 中央公民館にて
地域の食育・地産地消活動団体として参加しました。
学校給食店と合同に開催されていたので、小さな子供を連れたお母さんが沢山来場いただきました。
私たちのブースは川西いずみ会さん・地栄協さんとの3団体でした。
いずみ会さんはクッキーを焼いて活動の話を聞いてかたにプレゼントされていました。
歯ごたえのある、1枚で1グラムの砂糖とこだわった素朴なおいしいものでした。
地栄協さんは「体の仕組み」を「エプロンシアター」で説明されていました。
私達ビスタ生活学校は、活動パネル2枚と、里芋を葉から茎、親芋子芋孫芋と1株丸ごとを展示させていただきました。
そして、良く見知っているだろうけれど大根の葉付きも展示しました。
川西は里芋など野菜を学校給食に提供して下さる農家さんがあり、兵庫認証品として売り出されてもいるので、どんなふうに育ち、どのように活用し、どう選ぶのかを知って欲しくて展示しました。
ズイキが里芋の茎であると知らない方が多く、驚きながら真剣に聞いて下さいました。
昔から栄養豊富でよく食べられていて、「産後の肥立ちの栄養食」として、「古血下ろし」として「デトック作用を重要視」して用いて来たこと。
里芋と小芋が別物ではなく、親芋につく小芋、それにつく孫芋があると言うこと。
栄養価が高いので干して保存食としていて、戦国時代は畳やむしろに編んでいざという時の兵糧として備蓄していたほどの物であること。
小学生から、なぜ子どもの『子』と書かずに小さな『小』と書くの?と質問がありました。
親芋に対して小さな芋だからだと思いますが、いかがでしょうか。
帰りに買って帰ると言って下さった方が多く、関心を持って下さったのがうれしかった。
孫芋は勢いが強く次の種イモにされますが、店先で見かけたら小さくても栄養たっぷりだから是非買って下さい、小芋は親芋と接する面が大きいものはやはり栄養価が高いので狙い目です。
大根は葉の方が栄養価は高いのに、店先では根元近くから切り落とされているのかをよく考えて欲しい。
すぐしおれてくる葉っぱ、鮮度を的確に見る事ができるものです。
葉が切り落とされていれば、いつ土から離れたのか判らない。
簾が入るほど時間がたった物も水分補給で皮がシャンとしていれば混ざっていても見分けにくい。
どうぞ賢い消費者になって下さい。
また大根の葉に対して、人参の葉・じゃがいもの花の写真を掲示し、何の作物かを聞くクイズもしました。
「人参の葉は食べられないもの」として定着していたのは、残念な感じがしました。