和亀保護の会の活動11〜12月その2

11月28日(日)
寺田池から今池に続く水路でカメ類の調査とミシシッピアカミミガメの駆除を行いました。この水路は例年クサガメが多く越冬しているのですが、この時の捕獲は僅か3頭でした。
水質の悪化、水量の減少などが原因として考えられますが、定かではありません。また水路の一部がコンクリート護岸され、段差が作られたことも影響しているかもしれません。

今池では水面にアゾラが広がっていました。動物も植物も気がつかないうちに外来の生き物に取って代わられています。早急な対策が必要に思います。

12月19日(日)
寺田池に流れ込む高畑用水でカメ類の捕獲調査を行ないました。
例年この場所でもたくさんのカメが越冬しています。しかし前回の調査と同様、水量が低かったためか(例年よく見つかる横穴に水がなく、そこでは1頭も越冬していませんでした)、やはり例年の数には及びませんでした。
良かったのは今までの駆除の成果か、外来種のミシシッピアカミミガメが見られなかったことです。開放水域なので、また入って来る可能性は高いですが、今後も監視を続けて、できるだけ外来種の影響がない場所にしていきたいと思います。

写真は捕獲したクサガメの子ガメ。子ガメが健全に育つ環境にしていきたいものです。