アグリセラピー2011@太子【第6回】

6月25日(土) アグリセラピー@太子
春のテーマ 『自分という種を知り、目覚める春』

●午前 特別講義 「塩見直紀を学ぶ」
 〜半農半Xという生き方とは〜
京都府綾部市をホームタウンとし、持続可能な農のある小さな暮らしと天職(X)を社会に生かす生き方や暮らしを広く提唱している塩見さん。その代名詞でもある「半農半X」という言葉は、日本だけにとどまらず、すでに海外へも広がりをみせているようです。

ありのままの自然体でお話される塩見さんのお話は、丁寧でやさしい言葉づかいの中からも、想いや熱意がしっかりと伝わってきます。

数々のエピソードやキーワードを交えた、楽しくも興味深いお話の内容にどんどんひきこまれていきます。

途中、自分のX(エックス)を知っていくヒントをもらえるような、ミニワークもしました!自分のXに触れる良い機会をいただきました。

講義を終えて、受講生の方からは、

・生きているものすべてに役割や使命があるというお話の中から、自分も含めてムダなものは何ひとつないんだと感じた。
・「間口を狭くすれば広がる」その言葉が心に響いた。じんわりとこころに入ってくる言葉や表現がとても心地よかった。

といった感想が出ました。

塩見さん、長時間にわたり楽しい学びの時間をありがとうございました!

●午後 畑実習
この日の朝は雨も降っていましたが、いつの間にか、かんかん照りのよい天気となりました。少し暑い日差しですが、畑に出ると、やっぱり気持ちいい!

この日はうれしいジャガイモの収穫♪

大人も・・・

子供達も・・・

広い空の下での収穫に大満足!

小さいながらも育ってくれた玉ねぎも収穫できて、おみやげをたくさん持ち帰っていただくことができました。

夏野菜たちもすくすく育っています。元気にそだってくれますように!

●アグリスタッフの感想
「半農半Ⅹ」の生みの親として、あまりイメージは膨らませず初めてお会いしましたが、存在を誇張する体(てい)でなく自然体、それでいて心しなやかな、そんな方でした。語り口調は静かで言葉をしっかり選んで、穏やかに心にしみるようでした。でも、心は「自由なこどもの」こころで生きておられ、根底はしっかり「自己肯定力」が根付いている。だから、ブレないんだと感じました。「ワークショップ」では、自分の軸となるものを見つめるきっかけになりなした。

カンカン照りの中、おジャガの収穫とトマトとバジルのコンパニオンプランツ植え。おチビちゃんたちも、収穫のお手伝い、フライドポテト、食べたかな?もう、西瓜も赤ちゃんが出来ていました〜!
土を触ると自然と心の緊張が解れて行くんでしょうね、回を重ねる毎に受講生の笑顔と言葉数が増えてきているように思いました。
心を解き放つ、土(自然)に感謝ですね。アグリセラピーの真髄です。
(あわね)