リアル・・・その場で手書きで書かなくてはいけない場面
平成23年度第1回丹波くすの木学級が7月24日(日)に開催されました。
「くすの木学級」とは・・・
聴覚・言語障害のある方を対象に、教養や知識の習得、技能の修得を通じて、ともに喜び、ともに生きる社会を目指すことを目的とした学級のこと
当日の講演として
「東日本大震災の現状と防災対策について」
講師:NPO法人ひょうご地域防災サポート隊 代表 伊藤 道司 氏
による講演で、要約筆記者として「要約筆記うりぼう篠山」が参加しました。
講演前にいただいていた資料をもとに、パソコンで、目で読めるように文章を起していきます。
視覚障害のある方の為の活動ですので、大抵、手話通訳さんと要約筆記者は一緒に講演に参加します。
今現在は、映画の字幕をスクリーンに載せる活動を行っています。
一枚一枚のスクリーンに字を要約して載せていくのですから、なかなか、根気のいる作業です。
でも、喜んで、映画を観てくださる方の笑顔が頭に浮かびます。
その方の為に、頑張ります。
どんな方でも映画や講演、文化を共に楽しむ社会になるように、日々、私たちは活動しています。