東日本大震災支援活動
篠山市災害支援 第6次市民ボランティア
いのちのうた・個人ボランティアテント村だいじょうぶ屋
「現実をありのままに受け入れる」
宮城県女川町までは篠山市から1000キロあまり、14時間のバスの旅は決して快適とは言えないが、車中の仲間との語らいが時の経つのを忘れさせてくれた。
ある種誰もの胸にある緊張の糸が共鳴して、不思議な連帯感を創りだしているのも事実だった。
これから始まる被災地支援の思いがいよいよ現実的になって、仙台を過ぎる頃には津波の傷跡に驚きの声を上げながらも、自分に何が出来るを考えると不安と期待が交錯する。
「女川町の惨状を前に」
女川は 今何色に みえますか
宮城県女川町中学生 神田七海さん
「女川病院の高台から」
天国と 地獄の境は どこですか
宮城県女川町中学生 安部碧依さん
「破壊された公的施設」
ガンバレと ささやく町の 風の声
宮城県女川町中学生 大平賢人さん
「出島(いづしま)に渡る」
だいじょうぶ屋のトラックに揺られ出島に一番近い岸壁に到着。
一緒に渡る出島の人たちも避難所から集まり始める。
数隻の漁船が用意されていたが、緊張のためか船長さんへの挨拶もままならず、会話にならないメンバーたち。
無言で出発の時を待つ。