マヨ(スーダン)小児センターのある朝

8時30分 現地の小児科医たちは診察で大忙し。インターナショナルスタッフである小児科のマヌエラは順番を待っている人達の間を回って、比較的重症と思われる人をチェックします。英国から来た看護婦のキャシーは脱水症状の子供がいないかを同じように見て回ります。

生まれて数ヶ月の双子がキャシーの目に留まりました。1人は水分補給が必要です。双子の間では丈夫な方の赤ちゃんが毎日少しずつ母乳を飲み、もともと弱い方の赤ちゃんが更に弱ってしまうということがよくあります。この女の赤ちゃんは母親ともう1人の赤ちゃんと一緒に病室へ案内され、すぐに水分補給作業が始まりました。

もう1人の赤ちゃんはおそらく衛生状況のよくないところで生まれたため、重度の感染症にかかっています。大至急ハルツームの小児病院へ入院させなければいけません。小児科医とヘルス プロモーター(保険衛生教育担当)が救急車で赤ちゃんを病院へ運びました。

マヨの小児センターではこれまでに126,000人の診察と治療を行いました。

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