【もともと健康につくられている人間の体】
人間の体は、もともと生理機能が正常に働いていれば死ぬまで健康に生きられるようにつくられています。
万一、細菌や外的病因の攻撃を受けても、十分な防衛機能が備わっており、自動的に回復、修復する機能が働くようにできています。
この働きを自然治癒能力といいます。
この力を衰えないようにしておくことで、病気にもかからないし、またかかっても軽く、自然に治ってしまうのです。
この自然治癒能力を常に活発にしておくのは
(1)身体を動かす − 日常において心身(即ち精神と肉体)をバランスよく動かすこと。
(2)食べる − 3度の食事を偏食せず規則正しくバランスよくとり、腹八分目を守ること。
(3)休養をよくとる − 毎日使う身体に過不足のないように休養と睡眠の時間を与えること。
【健康体操の効果】
この体操は、身体の自然治癒能力を強化するため、次のような生理機能調整の条件を完全に備えています。
(1)血液循環調整効果・・・血行をよくし、血管の老化を防ぐ。
(2)自律神経調整効果・・・内臓諸器官を調整する。
(3)経絡調整効果・・・ハリや灸の刺激に似た効果がある。
(4)全身骨格調整効果・・・脊柱を中心に全骨格を矯正し、関節や筋肉をやわらかくする。
(5)精神統一効果・・・ストレスを解消し、精神安定が図れる。
健康体操は、体力と生命力の衰えを防ぎ、さらによりよい心体と健康体づくりを目指すものです。
NPO法人生命の貯蓄体操普及会兵庫県連合支部 HPは(こちら)
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