“社会を明るくする運動”〜犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ〜って?

“社会を明るくする運動”〜犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ〜って?

社会を明るくする運動とは、毎年7月を強調月間として、法務省が主唱する全国的な運動で、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする運動です。

犯罪や非行は、遠い世界で起こっているのではなく、私たちが住んでいる現実社会の中で起こっています。また、罪を犯した人が帰住する場所も、現実社会の中へ帰住します。犯罪や非行を防止し、立ち直りを支えるためには、『地域のチカラ』が必要です。

犯罪や非行をなくすためには、取り締まりを強化して、あやまちを犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことなのです。

 そのためには、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。“社会を明るくする運動”は、今年で63回目を迎える全国的な運動です。犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。

篠山市では、酒井市長を社会を明るくする運動の推進委員会委員長とし、保護司会や更生保護女性会、民生児童委員の皆さん等とともに啓発活動を進めてまいります。
具体的には
◎7月1日を一斉行動日として、養護学校・小学校・中学校を訪問し、学校の状況等について懇談、意見交換を行います。
◎小学生、中学生の皆さんの「社会を明るくする運動に関する作文」募集を行います。
◎デカンショ祭に街頭啓発キャンペーンを行います。
◎その他関連ビデオの貸し出しも行います。視聴ご希望の方は、篠山市福祉総務課まで

「社会を明るくする運動」や、「更生保護」についての詳細は、インターネットで、社会を明るくする運動、更生保護で検索してください。

☆左写真:第63回社会を明るくする運動のポスター