2月14・15日と、【篠山で楽しく暮らしたい(隊)】の仲間とその知人と一緒に、味噌作りを楽しんだ。
昨年の餅つきイベントに引き続き、西紀地区の山本さん宅の竈をお借りして、黒・白・緑と三種類の豆を仕込んだ。合計10キロの豆。
仲間のMさんが豆を用意していただき、自宅でその豆を13日に洗った後、水に浸して準備をしていただいた。
14日は、雪のため参加予定者が来られなくなったアクシデントもあったが、ひたすら豆さんを竈で炊いた。途中から山本さんも見るにみかねて、鍋を用意していただき煮込みを手伝っていただいた。そのおかげで、意外と早く準備を終了することができた。
その14日、参加者と話しをしていると、親が山本さんと知り合いだったことが判ったり、書道をされている知人が共通の知人と判ったりと、世間の狭さを感じる場面もあった。
いよいよ、15日。雪はやんだが雨模様。それでもどんどん参加者が増えて、予想外の多さに、駐車スペースがどうなるかと心配することもあった。
昨日の炊いた豆さんをもう一度温め、白・緑・黒と順番に仕込んでいくことになった。
電動の機械で、豆をミンチ状にして、あらかじめ混ぜ合わせていた麹と塩を一緒にした。硬さを確かめ、必要ならば炊いた煮汁を足して、それぞれが団子状態の塊を、桶の中に投げつけるように仕込んでいった。空気を抜く意味で、力強く投げ込むこの工程が、ある意味一番楽しい時間かと、笑いながら作業が続いた。
更に、押し込むようにグイグイ手で押し込み、最後は酒粕で蓋をするが如く、塗りこんだ。更にビニル袋の汚れを、高濃度のお酒で消毒を兼ねながら拭き取り、丁寧に空気を抜きながら、封印して終了。
およそ一年間、Mさん宅で寝かせ、来年を楽しみに待つこととした。20人以上の参加者がそれぞれの思いを味噌樽に乗せて、解散となった。
山本さんに感謝感謝の二日間であった。