第3回 篠山ふるさと俳句会 *選考の結果と御礼*

【 第3回 篠山ふるさと俳句会 *選考の結果と御礼* 】

 本年度第3回目の「ふるさと俳句会」は昨年同様6月の募集として季題を「風薫る」「栗の花」といたしましたところ、545句の多くの投句をいただきました。
 皆様のご熱意とご協力に対して厚く御礼申し上げます。今回も佳句が多く見事な作品ばかりでしたが、篠山市俳句協会理事全員が慎重に選をさせていただき以下の通り(詳細はPDFをご参照ください。)入選句を決定致しました。
 ご応募のお礼として心ばかりの品をお送り致しますのでお収め下さい。
 また、今後も俳句を通じた交流を継続発展させていきたいと存じますので引き続きよろしくお願い申しあげます。
 篠山市俳句協会

平成26年7月15日

■最優秀句
作務衣干す陶の裏木戸栗の花 小林 敦子 篠山市

■優秀句
薫風に心の窓を開け放つ 尾嶋 八栄子 篠山市
妻入りの商家守りて風薫る 林 和子 芦屋市
眉長き祖父の面影栗の花 坂口 周 篠山市
文机に届きし新書風薫る 前田 しげ子 神戸市
咲き満ちて咲きしずもりて栗の花 杉原 美智子 篠山市
栗の花肩巾ほどの経塞ぐ 雪岡 久代 川西市
生涯を丹波に住みて栗の花 藤原 富子 篠山市
故郷に帰りて安堵栗の花 佐圓 久美子 篠山市
遠近のやまの湧き立つ栗の花 速水 憲文 郡山市
老いて尚歩く闘志に風薫る 岡本 かおる 三木市

■入選句
ジーパンの膝の穴ぼこ風薫る 坂部まきゑ 篠山市
花栗の香もてあそぶ夜風かな 酒井八重子 篠山市
(ほか12作品)

連絡先
篠山市俳句協会 会長 松葉 久喜
〒669-2345 篠山市東岡屋63−9