篠山小学校児童による大書院ガイド

11月19日。「ある会社の退職者友の会」の皆さん39名が、空模様を気にしながら大書院の通路を上がって来られた。今日の案内は、「篠山小学校6年生児童22名」による「大書院ガイド」。ディスカバー井上会長の歓迎あいさつでは、『この催し(子どもガイド)を通じて、子ども達が地域のことを知るふるさと教育「丹波篠山学」のベースになることを期待する』と話された。その後児童は4班に分かれ、お客様にも各班に分かれていただいて説明。大書院の歴史や平成12年に多額の経費をかけて復元したこと、虎の間や甲冑のことを手際よく説明していた。半年かけて大書院の勉強をした成果がうかがえた。「虎の間」では、「ここは何畳ですか?」と思いがけない質問に、少し頭をかきながら、案内板を見つけ指を指し「36畳です」と、ほっと和むひと場面もあった。一通りの説明を終えた各班では、大きなお礼の拍手が鳴りやまず、各班の集合写真撮影では皆和やかな顔で被写体になっていた。こういった事業を通じて篠山の良いところを再発見し、自分達が住んでいる郷土を、さらに大切にして欲しいと願っている。

 ディスカバーささやまグループ・篠山城大書院

4班に分かれて説明

虎の間の説明風景