◎ 今月の秀句 ◎

つぎつぎと昭和の星が散ってゆく 北澤 稠民

○雑詠 丹波柳壇 中本薫 選

○兼題 てつだい 北澤 稠民 選

○兼題 ともだち 前中 勝 選

○兼題 なごり 藤井 美智子 選

○みんなで選ぶ「年間賞」(参加31名)

追悼 「可住先生ありがとう」 北澤 稠民

去る十一月十五日遠山可住先生が九十二歳の生涯を全うされました。

私がこんなに早く追悼文を書かせていただく日がこようとは夢にも思いませんでした。

残念でなりません。

先生は六十有余年にわたり丹波地域の川柳を導いてこられたのみならずNHKの講師川柳塔の「自選集」作者等多方面で活躍されました。

先生を語るとき、飄々として川柳から生まれてこられた様な感性の鋭さをもった人でした。

その作風は「自然との語らい」「土の香り」「人と人との語らい」を主に詠まれました。

今後、私達は可住流川柳を受け継ぎ詠い続けてまいります。

天国でゆっくり川柳作りに励んでください。

ご冥福をお祈りいたします。 合掌

恩師逝くなにもなかった顔をして 北澤 稠民

【可住先生追悼1月句会】

と き:1月11日(水)13時〜

ところ:篠山市民センター1階研修室

※篠山市民プラザに掲示してあります。