皆様へ
Emergencyの活動に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
これまで不定期な配信だったニュースレターですが、今年度から月1回(毎月5日)、臨時ニュースがある場合はその都度配信の予定です。
また今年からEマークのついたTシャツ、ステッカーなどのグッズを作成、販売したいと思います。オリジナルTシャツを作ったことのある方、デザイン等のお手伝いをしていただける方、info@emergency-japan.orgまで
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特定非営利活動法人 EMERGENCY JAPAN
田中 佳代子
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アフガニスタンから
「カブール市内で戦闘。エマージェンシーの病院付近でも」
2012年4月15日
首都カブールでは戦闘の一日。現地時間14時から戦闘が始まる。市内の中心地にあるエマージェンシーの病院から数十メートルの距離でも戦闘が繰り広げられている。
多数の負傷者が運ばれてくる場合に備えて外科病院の外国人スタッフ、現地スタッフはマスカジュアルティーの体制をとっている。
2012年4月15日
今日の攻撃による最初の負傷者が病院に運ばれてきた。うちアフガン兵士3名は到着時にはすでに死亡していた。3人の市民が銃による負傷で運ばれてきたが、そのうちの1人はかなりの重傷で現在手術室。
戦闘は一旦休止し、道路の通行も可能になり、負傷者の運搬が可能になったが、その後すぐに再開。以前にもます激しさである。
2012年4月16日
軽症患者8名は応急処置室で手当て。15名は入院。重傷で運ばれてきた1名は手術室で死亡。4名のアフガン兵士が運ばれてきたがすでに死亡していた。以上がカブールの外科センターで受け入れた戦闘の被害者である。
現地時間21時ごろ戦闘が治まったかのように思われたが、1時に再び重砲による攻撃が再開され、朝の6時まで続いた。
2012年4月16日
昨日に始まり、今朝まで続いた戦闘でエマージェンシーの病院に運ばれてきた患者は27名。
4名のアフガン兵士は病院到着時にはすでに死亡が確認され、重傷の1名は手術室で死亡。軽症の8名は治療を受け、その日のうちに退院。
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エマージェンシーは2001年、カブールに外科病院を設立。国内の治安状況が悪化したのに伴い、2010年7月より受け入れる患者は戦争による被害者(外科)に限定する。
2011年8月は病院開設以来最悪の入院患者数を記録した。
特定非営利活動法人 EMERGENCY JAPAN
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