篠山市の東方、辻集落は戦国武将波々伯部氏が始めたところで、集落内には同氏が築いた山城が散在しています。
また、自動車道路が開通する前、郵便屋さんが峠を越えて山向うの集落に郵便物を配達した「郵便屋さんの道」が残っています。
秋深まった一日、辻集落に残る東山城址に登り、その山麓から遠く後川新田原集落まで続く郵便屋さんが往来した峠道を歩きます。
峠を下った後川集落では、田舎生活を体感できる天空農園で一休み。
新そば、かまどで炊いた新米のおにぎりに舌鼓を打ち、天空農園の家守の田舎話しに耳を傾け、去りゆく秋を感じます。
この日は里山に今年初めての雪が舞った美しい一日でした。
