東北地方太平洋沖地震の被災障害者の支援について

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、
被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の避難所では、障がいのある人たちにとって大変厳しい状況になっています。
視覚に障がいのある方には物資の到着や配給を確認できず、
必要な物を受け取れなくて困っている方がいます。
聴覚に障がいのある方には、頼りの携帯メールがつながらず、
紙やペンが不足し筆談も難しくて困っている方がいます。
自閉症や発達障がいをもつ方には、人が大勢集まる場所で声を上げたり、
パニックを起こしたりすることがあり、避難所に行けずに困っている方がいます。
精神障がいや透析を受けている方など病気をもつ方には
必要な医療や薬を受けることができずに困っている方がいます。
わたしたちエコミュグループは宝塚・伊丹・西宮で障がい、病気をもつ方々やニート、
ひきこもり、不登校、対人関係で悩まれている方々に対して
自立生活や就労を支援している事業所です。
「今、わたしたちにできること」は、
被災地で生活が困難になっている方々を施設に受け入れ、
生活をサポートすることではないかと思っております。
阪神大震災でご支援いただいた恩返しを少しでもできたらと感じています。
皆様のご親類やお知り合いにご支援が必要な方がおられましたら、
お気軽にご相談ください。
被災地でとても困難な状況の中、笑顔で力強く生活する人たちの姿には、
感動し、涙があふれてきます。こちらが逆に元気や勇気をいただいています。
私たちも元気・勇気を与える存在になれるよう精進していきたいと思います。