お疲れさまです

 KYについて少し考えてみました。
 
 今KYといえば(空気読めない)ですが、少し前まではKYといえば、(危険予知)を
意味していました。
漁師は空の様子で天候の変化を予測し、漁の可否を決めました。
女性は、勘が働いて暗い道を避け、事を未然に防ぎました。

 KY(危険予知)は、KY(空気読めない)のような微妙なニュアンスは持ちませんが、
「取り返しのつかないことを避ける予めの知恵」として役立つので、皆で事例を話し合う
、などしてそのセンスを磨きました。

KY(危険予知)は誰もが似たような経験をする狭い世界ではおばあちゃんの知恵のように珍重されました。
でも今は簡単ではありません。現実世界もネット世界も次々と新しいことが起こっては消え目まぐるしく変わっていきます。
振り込め詐欺やネットを悪用した犯罪の犠牲者とならない為のKY(危険予知)の必要性は理解できても実際どうすればよいのか、オールマイティーは存在しません。

 かといって途方に暮れているわけにもいきませんので、とりあえずは
「自分にとって大切なものは、失うことのできないものは何か」を時々ゆっくり考えてみることかなと思います。

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