地球上で人間ほど成長に手間暇のかかる生物はありません、大人になるまで約20年かかるなんて、「エー、ウソ—、信じられない」です。
その上ほとんど何も知らずに生まれてきます。もちろん親を選んだり、すきな体や容貌を選んで、生まれるなんてこともありません。

でもそんな生物なのに、泣いたり笑ったりする能力だけは生まれながらに備わっています。これが、どうしても不思議で、なぜなのか考えてみました。

 赤ちゃんはとにかくよく泣き、よく笑います。でもそれが何故かをわかって泣いているとは思えません。
そこで赤ちゃんが泣きだす(笑い出す)までの流れを想像してみるに、

あれ?何だろうこの感じ?(What? so What?)
 気持ちいいから笑っちゃお、気持ちよくないから泣いちゃお(Feel good or not)

 一言でいえば、感じて、反応して、記憶しているだけです。
でも、この時に無数のニューロンから、無数のシナプスが自由に脳内を飛び交い、その反応で回路自身が変化(進化、深化)しています。人間の脳は、回路があいまいにつながっている為、変化することが必然のシステムなのです。
ですから、次に同じような経験をしたとき、進化した脳はそれまでの経験を生かして、比較したり、再構成したりします。

 でも何故?もしかしたら?(Why?If)
 それならばこうかな、ちがうかな(to be or not to be)
 ならばこうしたい、これが筋だ(will shall)

 どんなに時間がかかろうと何にもなしで生まれようと、人間は持って生まれたwhat so what で変われるんです、すごいんです。
神様もすごいけど変わることはできないのですから

(=^・^=)

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