お疲れさまです。

「お疲れさまです」疲れに丁寧に「お」を付けるだけでは物足りず、さままで付けます。
英語でいえば、good job のことですが、お疲れさまは直訳すればSir great tired.になるでしょうか。この挨拶は評価目線ではなく、感謝や共感目線なのです。その上、御御御付のしゃれっ気もあります。

「もったいない」とか「おもてなし」が世界に広めたい日本語として一時流行しましたが、私はこのお疲れさまも世界中で使ってほしい良い言葉だと思っています。
自分以外の人の仕事に対して、単にその成果のみを値踏みするのではなく、真摯に仕事に向き合ってくれたこと自体を労う(リスペクトする)のです。
日本人は別れ際には普通にこの挨拶をします。

 勿論成果は大事です。でも頑張れば疲れます。そこでその疲れに敬意を表すことを挨拶とする。こういう文化は守りたいし、広めたい。

働いていれば誰だって自分の権利や事情を後回しせざるを得ないときもあるし、理不尽を我慢してばかりの日だってあります。
でも、そんなことはさておいて、これからも帰りの挨拶はお疲れさまで行きましょう。

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