皆さんは「金縛り」にあったことがありますか?
私は十代の頃からよく金縛りにあっていました。大体中学生あたりからだと思いますが、小学生の頃にもあっていたかもしれません。
原因はおそらく中学の時は部活疲れかなと思っています。私は陸上部所属でした。小学生の時にあっていたとしたら遊び疲れかもしれません。
なぜ起こり始めが曖昧なのかと言うと、あまりにも頻繁に起きていたので「いつから」という感覚が無くなってしまったのだと思います。
具体的にどんな状態になるかをお話しいたします。
夜、眠っている時に体全体が動かなくなると共にそれを自覚する意識が出ます。そして、体を動かそうとしても痺れていうことをきかない、声を出そうにも全くでない状態になります。大体は体が動かないことを自覚する程度の金縛りがほとんどでしたが、稀に奇妙な出来事を体験することがあります。
奇妙な体験で恐らく初めてだろうと思われる現象を紹介します。
夜、寝ている時に例によって金縛り状態になり、暫くすると下腹部あたりに正座した和服の女性らしき影が見え、重さも実感するようになりました。また暫くすると、膝で歩くというか、のそのそと下腹部から鳩尾あたりまで上がってきました。なすすべもなく、ついには胸部まで上がってきました。その段に至ってはじめて「退け!バカ!」と心で訴える術を身に付けました。
そうしたら、その女性の重さが急に増えました。私は「ごめんなさい!ごめんなさい!」と心で叫びました。
そうしたら、重さが軽くなりました。「嘘や!どっかいけ!バーカ!バーカ!」と心で叫びました。
そうしたら、さっきより重くなりました。そんなやり取りを繰り返しながら、無理やりにでも体を起こすことを試し始め、ついに体を起こすことが出来ました。そしたら虚脱感を覚えると共に、座していた女性が消滅しました。辺りを見回してみても見慣れた部屋が薄ぼんやりと見えるだけです。
金縛りと共に去来する奇妙な出来事は、他にもあります。
かんたんに書きますと、いわゆる淫魔に襲われたのです。生々しくリアルな快楽を得ましたが、そのまま憑りつかれていると、命の危険があるのではないかという理性が働いて、また罵ることをしました。淫魔は舌打ちをして去りました。本当に快楽におぼれている状態を継続していたらどうなっていたことか…。
他にも悪霊っぽいものからご先祖様?守護霊?に助けられた事もあります。
しかし、うつを患ってからはこのような体験が全くなくなりました。脳や精神の状態が変わったためなのか、私は専門家ではないので分かりません。
以上、体験談を書いてみました。長々とお読みいただきありがとうございます。
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