(^^♪ 夏が過ぎ、風あざみ〜 ♪ 

皆さん風があざむってどんな状況なのか説明できますか? 多分難しいでしょう。
なぜなら、「風あざみ」は井上陽水の造語だからです。Wordでは多分下に赤の波線がつくと思います。
薊(あざみ)と言うきれいな花がありますが、あれはギザギザの葉や、棘のある茎が人を傷つける(あざむ)ことから由来した名で、この歌の風あざむとは関係ありません。
陽水の造語なのに (^^♪ 夏が過ぎ、風あざみ〜 ♪ と歌うと、誰でも季節の変わり目、夏休みの最後の数日をイメージしてしまいます。天才的な感性というか、陽水ならではの特別な才能です。

私独自の解釈ですが、あざみはあざむくからの連想ではないかと思っています。対象の心変わりにふと気付き、今と今迄を強烈に意識してしまう。これが風があざむ時で、まだ間に合うのか、もう間に合わないのかわからないけれど、そういう時ってあるよとソフトに表現したのかなと思います。
誰にも経験があるだけに、とても懐かしい響きをもっています。

蛇足ですが、懐かしいは過ぎる夏を惜しむ言葉かもしれません。夏傾い。(夏が傾いだ)
蛇足の追申
春かしい、秋かしい、冬かしい。

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