明光通りウォークのご報告

第4回 和歌浦明光通りウォークの実施
去る5月30日(月)午後1時には 台風一過の晴れ間を縫っての第4回和歌浦明光通り
ウォークが約90名の参加を頂き盛大に実施されました。
 先ず養珠寺に集合し3班に分かれて出発し、語り部が各場所で待機しており 梅本邸
では家主さんの女性から歴史を 続いて西正寺を通り 宗善寺では桑山玉州の話や住職の解説を拝聴しました。
 次いで養泉寺では昔の「和歌の浦保命散」の薬売りの音色を使って語り部の演技に
観客からは「やるな!」の掛け声もあるなどの熱演 オマケに試供品まで頂きました。
 続いて明光通りでも古いと言われる多田邸の建物では往年の名俳優 長谷川一夫の写真を見て大満足の態でした。
 春栄堂ではシューパリの試食にありつけ、続いて丸濱のかまぼこ製造過程の説明
ここでも試食品が出され試食のオンパレードの連続 十二分に食感を味わいました。
 法福寺では拍子木を打っての「北畠道龍」の武勇伝を語り 津屋公園では徳川頼宣の利用した思斎井の謂れを解説。 最後に養珠寺に全員集合し 住職からお万の方さんの謂れや日護上人の講話でウォークも無事幕を閉じました。
 今回の特徴は各寺院に語り部一人一人が待機しての解説であったため お客さんからは「語り部アラカルト」で持ち味を十二分に楽しめたとのお声を頂きました。
 担当した語り部7人は(うち女性2人)全部去年4月に入会したばかりの会員で熱心に
何度となく現地に足を運び研究し 人生経験生かした語り口だったと評価しています。
 今年は 続いて9月には城下まちしるべウォークや 11月には和歌山偉人めぐり
ウォークを実施する予定です。
 皆さんのご期待にお応えできるプランを次回も立案したいと考えております。
 ご参加頂いた皆さん本当に有難うございました。
 またお会いする日を楽しみにしています。

 和歌山市語り部クラブ 会長 山本 隆造