第六回 偉人めぐりウォーク開催

皆さんこんにちは。今年の3回目となるウォークが秋晴れの元12日に行われました。
サブタイトルにある「和歌山市の生んだ偉人像」を訪ねて語り部と共に歩く。

我々もウォークをするにあたって、毎回趣向を変えています。場所やメンバーを変えるだけでなく、グルメを取り入れたり、個人が所蔵する中々見られない物を見せて頂いたり、
今回のように”吉宗”の銅像の近くで紙芝居を演じたりしました。

先ずは集合場所での全体の説明と、この追廻門の由来を説明される会長が分り易く
話をされてから出発します。前日までの雨とイベント慣れをされたのか、参加者はいつもよりも少ないように思いました。常連の方も大勢いらっしゃって50名を2班に分けて移動。

この場所は少し狭いのですが、田中善蔵氏を説明されるベテランのNさんです。軽妙な語りに記者の人もメモをするのを忘れるほどでした。改めて思うに田中善蔵氏は若死にをされたのは残念ですが、そのまま生きておられたら、幕末の動乱の時期にもっと活躍
をされたのでは思います。

今回のウォークで、初めて取り入れられた「徳川 吉宗物語」の紙芝居です。この場所は
皆さんご存じの人も多いと思いますが、美術館の北東にある階段を利用しました。
予め許可を頂いていますので、この様に1班、2班の方が合同で見て頂いてもゆとりがあります。我々のエースが今年最後の紙芝居を熱演しているところです。
これまでと少し台本を替えたこともあり、大好評でした。

最後の説明の場所で「岡崎 邦輔氏」の銅像の場所です。けやき大通りの新町橋の袂にあるのですが、案外気がつかない人が多いようです。通学の帰りの学生さん達が信号待ちで我々の行動を不審そうに見ていました。逆に後でこの場所の由来が分ってくれると嬉しいですね。

この岡崎 邦輔氏と途中省略をしましたが、陸奥 宗光氏は従兄弟同士になります。
今回は私もこのウォークの一部の役を引き受けましたので全工程をお見せ出来ませんでした。

参考までに今回のウォークで取り上げてまいりました方々を紙面で紹介しておきます。
「川端 龍子」、「ヘンリー・杉本」、「濱口 梧陵」、「李 梅渓」、「高橋 克己」、
「保田 龍門」各氏でございます。

次回は公開歴史講演会を予定しています。
 日 時: 11月19日(土) 午後1時半〜3時半
 場 所: 県立図書館 2F研究室
 講 師: 海津 一朗氏(和歌山大学 教育学部教授)
 テーマ: 「雑賀孫一の虚と実」
 参加費: 300円(資料代)

お問い合せ: 090−9248−2508 山本