第六回 偉人めぐりウォーク開催 Ⅱ

いつものスタート地点の追廻門です。簡単に由来を説明しますと、昔扇の芝に操練所が
あり、騎射のための追廻し馬場があったので追廻門と言われる様になったそうです。

お馴染となりました紙芝居です。とりあえず今年は今回が最後の公演です。

こちらが念誓寺の本堂の内部です。50名が座れますので参加者の皆さんが丁度座る
事が出来ました。ここまでそれほど歩いていませんが、やはりゆっくりくつろいで住職さんの法話を聞くと、心が晴れ晴れするようです。又今回のウォークで初めて語り部の
メンバーの I さんが手話通訳を努めて頂きました。40名弱のメンバーを抱えている語り部クラブならこそ、対応が出来るのだと自負しています。

念誓寺を詳しく説明しますと、場所は市内の東紺屋町にあります。浄土真宗本願寺派で
岡元山・念誓寺というそうです。言うまでもなく親鸞聖人を宗祖としています。

開基は古く1492年です。昭和20年の和歌山大空襲でお寺は全焼しました。仮本堂を
建立していましたが、50年の歳月を経て再び念仏の道場が建立することが出来ました。

内部の秘宝は少し早く行って住職さんの許可を得て写すことが出来ました。
スタートとなった田中善蔵さんの絵の掛け軸と、最後に歩いた岡崎邦輔さんの書の掛け軸です。

最後にこの本堂は2001年に再建されました。 そして『第2回・市優良建築物賞』を
受賞しています。

こういう風に和歌山市を歩いてまいりますと、まだまだ歴史的由緒ある場所があると思いますのでまた皆さんにお知らせしたいと思っています。