★ 遠方、幼児連れ、車いす利用が便利に ★
箕面西公園(箕面市桜2丁目等。約3ha)の横に、この春から「民営駐車場」が開設。
箕面市内の都市公園はいずれも「駐車場無し」でしたが、ここだけは事実上の“駐車場付き”に・・。
このため、車に頼ることが多い、遠方の市民・幼児連れファミリー・高齢者や障がい者などで車いす利用者の方々にとって、利用しやすくなっています。
駐車場は、箕面川を隔てた南側(旧市立桜保育園跡/園芸店の北側)にあり、駐車場の前の橋を渡ると公園です。
(駐車料:100円/時間、上限800円/24時間。収容台数:約35台)。
もちろん! エコや健康面から近所や元気な人は徒歩や自転車で・・ですが・・。
【写真①】箕面西公園の前に新しく整備された「民営駐車場」。
後ろの森が同公園。
★ りっぱな“親水公園” ★
この公園は、かなりの“優れもの”です。
箕面川沿いなので、それを生かしてりっぱな“親水公園”となっています。
川へ降りるちゃんとした階段は3か所あり、特にメインは「宝塚歌劇の舞台」を思わせる華やかな”ひな壇 階段”になってます。
川には多段式の段差(落差)が設けられ、その下流の公園正面では深みが生まれにくいようです。
このため、洪水の後でも、浅瀬が保たれているようです。
夏場には、たくさんの子供がきて川遊びを楽しみます。
【写真②】夏場には、川遊びの子供でにぎわいます。(夏に撮影)
★ 車いすで、流れのそばまで ★
公園には、川へのスロープ路があります。
車いすだけでなく、赤ちゃんを乗せたバギー車などを押して降りれます。
駐車場といい、スロープといい・・、少子・高齢化などの中で、箕面西公園はユニバーサルな公園(障がい者を含め誰でも利用できる公園)で、とても“人にやさしい公園”ですネ。
【写真③】長が〜いスロープをゆっくり下ると、もう流れが手に届きそう・・。
右下:車いす専用の公園出入り口(車・単車は、入れません)。
★ 子供がコーフン ・・ 機関車遊具 ★
公園の一角の鮮やかな色の機関車やお船の木製遊具が、ちっちゃな子供たちに大人気!。
横には、すべり台などの周りが低い柵で丸く囲まれ、扉を閉じると安心して幼児を遊ばせられるコーナーがあります。
まあ・・“幼児牧場”のイメージですが、活発に走り回る子供を追っかける大人にとってはかなり楽です。
【写真④】上:ちっちゃな子供は大コーフン〜機関車の遊具。
下:柵で囲まれた遊び場。
妊婦さんのお母さんなどが、子供を遊ばせていました。
★ 多彩なメニューが楽しめる・・ ★
箕面西公園は川あり林ありで、子供連れファミリーなどのピクニックもOK。
お花見やホタル観察でき、北端には公園では珍しいクヌギの純林(植林)も・・。
さらに「市立第1総合運動場(テニスコート・野球場・武道館)」が隣接し、全体が公園風で川の対岸にも川沿いに舗装された遊歩道が通るので、全体として“散策”などを車いすを含めかなり広く楽しめます。
箕面西公園は、市内の都市公園の中でも、オール関西でも、このクラスの公園としては“ピカ一”レベルといっていいでしょう。
【写真⑤】川沿いのさわやかな樹林風景。
【箕面西公園・アクセス】
■車又は徒歩:箕面市役所の南を東西に走る「中央線」の阪急電車の踏切と西方の桜4丁目交差点とのほぼ中間の桜バス停横を北へ約250m(道路が細いので、ご注意)。
■電 車:阪急牧落(まきおち)駅下車、北北西へ約500m。