.真っ赤な彼岸花(まんじゅしゃげ)・・山が近く昔ながらの田んぼが多くの残る「箕面らしい風景」の定番。
【写真】箕面市石丸で・・。
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.ところで、今年、相次いで“白い彼岸花”を市の東西で「発見」したとの連絡が・・。
まず、東は小野原東6丁目の「南の杜(もり)公園」の少し北の遊歩道で・・。
「発見者」は、昨年来、この田んぼならぬ遊歩道の赤い彼岸花に注目していた五藤さん。
【写真】「紅白まんじゅう」じゃなくて、「紅白まんじゅう しゃげ?」ですね(笑)。
おめでたい感じ・・・
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.続いて、西。新稲3丁目の「第1中学校」の東南、セーレン社員寮の門前で・・。
こちらの「発見者」は“白い彼岸花”ファンの高岡さんで、昨年に「発見」。
新稲に住み付近に詳しい高岡さんの推定では、「2年ほど前に植えられた」らしいといいます。
高岡さんは市のコミュニティバス「オレンジゆずるバス」に乗って、わざわざ約6km離れた小野原東の“白い彼岸花”を訪ねられたとのことです。
【写真】“白い彼岸花”・・花びらなどがもつれるようで魅惑的・・。
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.箕面では、珍しい“白い彼岸花”。
でも・・五藤さんによると、ご先祖の出身地・高知県ではいっぱい咲いてるとのこと・・。
【写真】高知の駐車場横の“白い彼岸花”の群生。
実は高知県は、やはり箕面では珍しい“白いたんぽぽ”の群生地帯。
“彼岸花”と“たんぽぽ”とは、無関係のはず・・??
「南国土佐」は地形的に隔離され、他地方と異なる野の花が咲くのは分かるんですが、いずれも“白い花”なのはナゼ・・? 不思議ですね。
※1・2・4枚目の写真は、五藤さん撮影。
※この10月下旬に箕面市で発行の『みどりの街しんぶん』第2号(同編集員会)にも、彼岸花の記事を掲載予定。
【補足】
今回、お二方のご努力で、箕面では珍しい“白い彼岸花”の様子がわかってきました。
なお、これらは自生種の移植、又は園芸種の植え付けとみられます。この数年、箕面全体の(赤い)彼岸花を観察してきましたが、田んぼなどでは“白い彼岸花”はまったく見かけません。
それから・・白い彼岸花(赤い彼岸花を含め)と白いたんぽぽ(在来種で、やはり在来の関西たんぽぽなどを含め)とは、共に夏は葉が枯れて、秋→春に葉を広げる「夏眠植物」で、冬場は日当たりがいいなどの生育環境は似てます(外来の西洋たんぽぽは、別の環境)。でも、色が共に白いという点は、全くの謎です。
《プロジェクトみどり事務局》
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