少数ながら特別なニーズを持つ被災者の方々を中長期的に
支えるため、全国各地で専門的な活動を行っている団体に、
ご協力・ご参加をお願いしたいと考え、3月29日18:30から、
「つなプロ 第1回東京会議」を開催しました。

急なお声がけにもかかわらず、16のNPO・企業から23名の
方々にご参加いただきました。

冒頭に、川北秀人(つなプロ幹事、IIHOE代表者)から、
つなプロの基本的な考え方やこれまでの活動の経緯、
今後の予定をご報告した後、ご参加のみなさまから、
すでに始めていらっしゃる支援活動についてご発表
いただき、下記の8項目をお教えいただきました。

(1)支援できる対象?(どんな方向けに?)
(2)提供できる物資・サービス・プログラム(概要)
(3)提供できる時期?
(4)提供できる場所?
(5)支援対象者にご準備・ご負担いただきたいこと?
(6)被災地やその近隣での事業・活動実績?
(7)本件の連絡先・担当者?
(8)団体情報(通常の活動内容など)

また、田村太郎(つなプロ幹事、ダイバーシティ研究所
代表理事)から、以下の点もお伝えしました。

・「被災地からのニーズ」という考え方を改めてほしい。
→本当に困っている人は、何に困っているかを言えない!
→こちらからメニューを持って行き、「どれがいいですか?」と
 聞かないと、とても間に合わない。
→普段から各団体がお持ちの専門性から、「こういうことで
 困るのでは?」と予測し、支援メニューを出してほしい。

・団体間でもどんどん共有してほしい。
 その層が厚くなるほど、避難所などの現場で即応できる
 可能性が高まる。

「つなプロ会議」は、今後、東京だけでなく、
大阪や仙台などで継続して開催いたします。