「多賀城市内 全4か所の避難所対象:
避難者全員・個人状況調査の実施報告」
多賀城市(宮城県)と「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト
(略称:つなプロ)」では、多賀城市内4か所の避難所を対象とした、
避難者の個人状況調査を共同で実施いたしました。
先の記事の調査結果報告書を公開いたします。
尚、本件のプレスリリースの状況については、こちらをご参照ください。
【調査結果報告書】
「多賀城市アンケート結果 調査結果報告書
提言編・資料編」
※本記事、添付ファイルを参照
–以下、プレスリリースに関する記事と同一内容です–
この調査は、避難所を管理する多賀城市と、
被災者支援を実施しているNPOが協働で全市的な
避難者の状況把握を試みた取組みです。
<調査目的>
この調査は、避難所に避難している方々の年齢や避難理由、
健康状態、どのような点に特に不安を持ってるか、
必要としている支援の内容など個別の状況を調査することにより、
避難者の実態把握と、今後の避難者の支援に向けた情報を収集する
ことを目的として、多賀城市内4避難所、約1,000名(調査時)の
避難所避難者の方々を対象に行ったものです。
<調査概要>
調査実施日:2011年4月28日(金)〜5月1日(日)
調査主体:多賀城市、つなプロ
調査実施:つなプロ、(特)せんだい・みやぎNPOセンター
(多賀城市市民活動サポートセンター事務局)
調査方法:多賀城市内4か所の避難所の高校生以上の避難者全員へ、
調査票を個別配布し、アンケート調査を実施
配布数:約1,000通
回収率:53.6%
この調査結果をもとに、つなプロでは下記の提言をまとめ、
多賀城市への提案、記者発表を行いました。
<提言の要旨>
1.避難所を「高齢者対応」に
2.住まい相談のワンストップ化
3.仮設住宅入居前交流事業の実施
4.自宅避難者への専門家派遣(詳細は前掲の調査結果報告書をご覧ください)