被災地での生活習慣病の早期発見と予防のための検査活動報告


(プレスリリース)
被災地での生活習慣病の早期発見と予防のための検査活動の経過について
 <つなプロ&ケアプロ 合同調査報告>

ケアプロ株式会社(東京都中野区、代表取締役社長:川添高志)と、
「被災者をNPO とつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)」は、
被災地における生活習慣病の早期発見と予防のための
検査活動を行いましたので、経過報告いたします。

(%青点%)↓ケアプロ株式会社のプレスリリース(PDF)はこちら↓
http://carepro.co.jp/press20110707.pdf

■検査概要
「つなプロ」が5月から継続巡回している宮城県内7 箇所の避難所において、
生活習慣病の早期発見と予防のための検査を、「ケアプロ」が実施した。
避難所生活では、不眠や栄養の偏り、運動不足などによる高血圧や糖尿病
などの慢性疾患の進行が懸念されるため、避難所内で実施可能な自己検査
キットを用いて、延べ453 名に対し、HbA1c(糖尿病)やアルブミン(栄養状態)
などの検査を実施。避難所ごとの検査結果を同所内の診療所の医師や近隣
から往診する医師に伝え、必要な方には診察・処方していただいた。
ケアプロの看護師が検査する際に、検査を受ける方の悩みや必要な相談
窓口などを、つなプロスタッフがアセスメントした。

■検査実施場所
やすらぎ荘(N=6)、万石浦中学校(N=46)、善王寺(N=21)、
湊小学校(第一回検査N=88・第二回検査N=77)、石巻中学校・門脇中学校(N=118)、
階上中学校(N=97)

■実施スケジュール
検査期間:5月1日〜6月26日

■実施主体について
ケアプロ株式会社

生活習慣病と医療費削減をミッションに、健診弱者を救うためのワンコイン
健診を展開。3月28日からつなプロの一員として宮城県に看護師を派遣し、
避難所の実態把握のためのアセスメントを行った。また、ボランティアの
健康管理として、ボランティアの検温や怪我の処置、感染症者の医療
機関搬送などを行った。ケアプロの検査データとつなプロスタッフがアセス
メントしたデータは、富士通より無償提供されたクラウドシステムによって、
管理されている。
ホームページ:http://carepro.co.jp

RCF災害支援チーム(分析担当)
ホームページ:http://rcf311.com

被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)
ホームページ:https://www.voluntary.jp/portal/tsuna-pro/portal.index

*つなプロとしてのフェーズⅡ(5月19日(木)〜7月6日(水))の活動報告
およびこの間の調査結果に基づく提言については、別途まとめて発信予定です。

(%青点%)↓詳細報告レポートはこちら↓