今日の例会参加者は9人であった。(4組の夫婦と1人のお母さん)

4組の夫婦は常連さんで、この会に参加されて2年〜8年になる。
もう1人のお母さんは、子供のことではなく自分の問題で、昨年の
11月から参加されている。

彼女は小さい頃から頑張りやさんで、無理していい子を演じ続け、
もう50歳に近い今でも自分を変えられず、「同居する夫の両親を
始め、周囲の人達に気を使い、頑張り過ぎて疲れ果てているが,

長年単身赴任している主人を始め、周囲に悩みを打ち明けたり、
相談できる人はいない。電車で隣町へ行き、周囲に自分を知る
人がいないと思うとほっとし、気が休まる」とのこと。

はたから見れば、そんなにしんどいんやったら、「ああしんど、今まで
ええ格好してたけど、わしゃこんだけの人間じゃ」と開き直れたら、
どれだけ楽か知れんのになあと思ってしまう。

このような悩みを持つ人のための会も全国に多くあり、彼女も
あちこち入会して自分を変える努力をされてきたが、自分に合った
会は少なかったとのこと。

我々の会が、彼女にとって月1回わずかな時間ではあるが、
ほっとして気の休まる時間であることを願うばかりである。 
 (石塚 記)