1993年のとよなか国際ネットワークまつりの折に、
ネパールから来ていた農業研修生のMrs.Ratna Dhungelと
出会ったことから始まったネパールプロジェクト。
孤児院運営のほかにもいくつかの活動を行っています。
・シンズリ郡ドダウリ村での診療所の運営支援
国際ボランティア貯金の配分を受けて診療所を建設し、
現地NGO・HANDSを支援するかたちで支援を行っています。
2008年から医師・看護師を派遣しており、昨年は救急車を送りました。
さらに今年は現地のリーダー・バズデブ・アディカリを日本へ招聘しました。
日本で学べんだことを持ち帰り、地域の発展に役立ててもらう予定です。
・助産施設への専門家派遣
現地のNGO・SIDSが子どもの家の近くに助産施設を建設中です。
ようやく開所の目処がついたので、
アドバイザーとして母子保健の専門家を日本から派遣する予定です。
・TIFA 自立会ネパール
2008年に、ネパール人女性有志によるボランティアで
農村の女性を対象とした識字教室とミシン教室がスタートしました。
今年3月に郊外のサンクーに拠点を移しました。
識字教室や職業トレーニング(ミシン、裁縫)は順調にスタートし、
まもなく刺繍やパッチワークのクラスも開きます。
野菜作りのためのパイロットファームや、
貧しい農民にヤギを貸し、育てて収入源とする支援活動も行っています。
また、今年もサンクーの公立学校の10年生6人に奨学金を支給しています。