2012年4月16日、NPO法人ねおすの高木をはじめ6名で、苫小牧・植苗病院にて自然療育プログラムを実施しました。同病院でのプログラムは昨年12月に続き、2回目でした。今回の参加者は、統合失調症やうつ病などの患者約23名と病院スタッフ5名でした。
病院裏の林を、簡単なインタープリテーションや軽い運動を交えながら40分ほど散策した後、病院裏に設置した野外休憩所で、薪ストーブを囲んでおしるこやコーヒーをふるまうという、約1時間のプログラムを行いました。
普段は症状や体調の悪い患者も、プログラムに参加したときは穏やかな様子が見られました。また、散策後の休憩では、ストーブに薪をくべる作業などを通じて、スタッフと患者のコミュニケーションをとることができました。
今後も毎月、同病院にてプログラムを実施する予定で、今回は約1時間のプログラムでしたが、次回以降は希望する患者について、木を使った小物作りなどのオプション活動も行いたいと考えています。また、次回よりプログラム終了後に、同病院の瀧澤先生より、精神疾患の方への対応についての講習をしていただく予定です。