皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。
今月の編集会議は、お盆休みと重なるため、お休みでした。
在宅でデータのやりとりでの編集作業となっております。
９月発刊予定の「ころころ通信五号」は、順調に原稿などが集まってきております。
ムニュは先日、某雑誌の対談で、日本は今後「先進国」でなくなる。という記事を読んだのですが、少し違和感が残りました。
確かに日本の借金の膨大さ、抱えている問題の多さ、財源確保の難しさなど、先行きに暗さを感じるのは当たり前だと思います。
ですが、はたして成長が順調で、社会の安定が続いていることが「先進国」と呼ばれる条件なのでしょうか。
むしろ、国の危機や不安定さ、苦しさを経て本当に人間が生きて行ける社会を熟考する期間を経ることも、真の「先進国」になる条件なのではないかと感じました。
日本は今、ものすごいストレスと不安を抱えている気がします。ですが、その中で対面でもネット上でも個人的にでも議論や考え方が深まり、ゆっくり国としての「成熟」を果たしているような気もします。
それは、人間全体レベルでも、堅実に地球で生き残ってゆくにはどうすれば立ちゆくかという転換期に、少しずつ意識の焦点が合ってきていることももしかしたらあるかもしれないという希望にもなると思います。
片方でやはり人間の欲望が膨張するなか、少しずつ地に足が着いてゆけばと願います。
ムニュ