こんにちは!ミキティーです。

『シンプルに生きる』という本で心に残ったところをご紹介いたします。

幼い頃からお母さんに毎日絵本の読み聞かせをしてもらってる女の子がいました。
小学校に通い始めてから体育が苦手で、クラスの友だちのように体育が出来ない劣等感から、何かと理由を付けてズル休みをしてしまうようになった。
走るのは遅いし、鬼ごっこは鬼ばかりでつまらないと。

その事を知ったお母さんは、叱るのではなく一冊の絵本を見つけて来て読み聞かせをしてあげた。
その絵本『たいせつなきみ』(マックス・ルケード作/いのちのことば社刊)は、木でできた小人の世界の話しです。

絵の具で綺麗に塗られた小人、何でも出来る小人は星のシールを体にはってもらう。だけど絵の具のはがれた小人や、木がボロボロの小人、何も上手に出来ない小人は、灰色のダメ印のシールをはられてしまう。体中ダメ印をはられた主人公の小人は、すっかり自信を失って小人を作ってくれた彫刻家に会いに行く。すると、彫刻家は「気にする事はない。問題は、私がお前のことをどう思っているかだよ。そして私はお前のことをとても大切だと思っている」と伝えてくれた。それを聞いた小人はとても嬉しくなって「どのシールも関係ないんだ」と思えるようになって元気を取り戻す。

女の子のお母さんは、この絵本を読み終えると「あなたはあなただよ。お父さんとお母さんの大切な子だよ。他の友だちと違ってもいいんだからね。体育が苦手でも、あなたは本と歌が大好きじゃない。あなたは、世界に一人しかいない大事な子だよ」と話してあげたそうです。

女の子は、「そうなんだ」と理解し、それからは体育の時間にズル休みする事なく参加し、「苦手でも頑張っていこう」という心の持ち方が出来るようになり、その後苦手な体育も好きになった。といいます。

私は、今この文章を読んでくれたあなたに『あなたはこの世界にたった一人しかいないんだよ』とお伝えしたい(*ゝω・*)ノ