みなさまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。
静かに初冬に向かう中、心身お障りないでしょうか。

ムニュは20代の頃から人生のいろんなことを模索し始め、習い事や教会など幾つか社会とのとっかかりを見つけ勉強を始めました。
当時は本当に精神的にも殺伐としており、体調もよくなく、出場所でとりあえず基本的なことをこなすことも困難な状態にありました。
それでも若さもあってか、何とかついて行っていたのですが、30代に入るころから主に「身体」にガタが来はじめ、精神病だけではなく幾つかの体の病気も発症してしまいました。
何か月も休み、家で寝込むこともあり、基本的にまずは体調を整えないと生きてゆけないことを痛感しました。

それまでは、不安と緊張が高く、その勢いでこなせていたことも多かったのですが、そのせいで考えも体も凝り固まっていたと思われます。
まずは、それをほぐすことが大事だと思いました。食後に近所を軽く歩く、リラックス法を取り入れる、自分のこだわっていた考えから少し離れてみるなど、最初はおそるおそる、少しずつ自分を「解きほぐす」方向に持ってゆきました。

「失速」の恐怖、不安、次にどんな展開があり自分がどうなってゆくか分からない。
実際出来ることの内容もこなせる量も変わってくるので、細かいスケジュールの調整も、訳が分からないまま求められる。
ですが、そうやって自分にかけられている必要以上の負荷を、自分で手放してゆく、いったん諦めるなどを続けた結果、自分はこれでいいのだ、出来ることを出来るだけでいいのだと静かに納得していったと思います。
物事を始めるときは、高い緊張や高揚感で気を張ることは多いと思いますが、その時にそれと同時に凝り固まりに陥らないよう緩めてやることも必要だったと思います。

まずは、それからだと思います。
 ムニュ