皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

年の瀬と年明けをまたぐ時期になりました。
太陽の最も低い時期、そして新年へと続く時となりました。

さて、一年や一生など、大きな時間の大まかな流れで見ると、あの時期はこうだったとか、これからは漠然とどうなってゆくかなど、記憶というものに残る大きなライフイベントは節目節目に備わっています。
ですが、そんな時間の大きな流れの中に、その中で一瞬で消えてしまいそうなほどささやかな時間もあります。
ふとした時に青空を見上げた、光の色が穏やかだった、静寂の中に居たなど、一瞬の隙を縫うように訪れる幸せな時間があると思います。

まるで、天使がぽとりと落としてくれたような時間だと思います。

それとは逆に、愕然とする様な時や、青天の霹靂のような時、苦しさにめげてしまうときも同じように在ります。

それでも、またふとした折に静かなときがある、それを辿って繋いでゆけば、生きてゆくことに幸せも不幸せも定義が無くなるような気もします。

世界のあちこちで、天使は小さな幸せを落として、順番にその恩恵に預かれると思います。
次の一年も、そんなときをひとつひとつ拾ってゆけたらと思います。
 ムニュ