皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。
昼下がりの地平線に、もこもこと夏の雲がわいてきました。
激しい雨の時期を抜けて、照り返す夏の日差しを待つ季節となりました。
さて、このコロナ渦において、誰もが多かれ少なかれ生きるということ、暮らすということに不安を感じていると思いますが、ムニュは若いころから生きるということに酷く迷う日々が続いてきました。
精神病になってセオリー通りの生き方が難しくなったということもありますが、それ以上に「生きる」ということが「根本的」にどういうことなのかということに混迷してきました。
ご飯を食べることなのか、お金を稼ぐことなのか、土に触れることなのか、抽象的な「何か」に埋没することなのかと、五里霧中の中を生きてきました。
それでも、時代は変わり、「生きる」ということが基本的な要素は変わらなくても、その時々の社会によってどうとでも姿を変えていくような不思議な感覚にもなります。
その中で、自分が自分の「根」を張り、自分のための養分を吸い上げ、自分にとっての「安心」を吸収する生き方。
社会や時代の要素が変わり、ライフスタイルが二転三転せざるを得ない状況がたびたび訪れても、細くても小さくても自分という花を咲かせる生き方。
どんな状況下でもそのたくましさと生命力が自分に宿っていると感じていたいです。
ムニュ