皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。
今年も南から熱い風が吹いてくる季節となりました。大きな太陽が熟れて行くのを、うだるような気持ちで眺めていたいです。
さて、ムニュは幼いころ、住んでいた家を探検して遊んでいたとき、ふと、「この壁の向こうに、この柱の間に、もう一つ知らない部屋があるのでは」と想像してワクワクしていたことがありました。
まだ小さくて、家のつくりや間取りという認識があまりなく、この家にまだ知らない「ひみつの部屋」があるのではないかと想像していました。
そして、その部屋が自分だけの部屋で、いろんなおもちゃや宝物、心躍るような家具にあふれていることを夢見ていました。
実際、そんな部屋があることは現実ではほとんどないことだと思いますが、幼いころはまだ自分の認知を超えた面白いことがあるのではと、空想しては楽しい気持ちになっていました。
そして大人になるころは、実際に夢の空間を埋めるのは現実の努力のものだと学ぶのですが、それでも時に、明日の生活、暮らしに、理想を描いて心を休めることは多々あります。
そして、大人になるほうが、労力はかかりますが、幼いころよりずっと夢の形を現実化するスキルは上がるのではないかと思います。
夢見がちに眺めていた「ひみつの部屋」の構成要素をもう一度思い出して、この手で組み立てていく希望を大事にしたいです。
ムニュ