皆さまこんにちは。コロコロ編集委員のムニュです。
7月11日のピアサポートタイムのお題は「弱さとはなんぞや」でした。
なんらかの精神疾患を負うと、症状や抑うつ状態、不安などから、自分が「弱い」と感じてしまう場面は多いと思います。今回はひとそれぞれ感じるところは違うかもしれませんが、「弱さ」ととれるものは一体何なんだろうと話し合いがなされました。
「適応力が弱い」や「神経が細やかすぎる」「脳が弱い」などの意見が出されました。が、スタッフさんの助言で、「今の世の中、個人レベルにおいても<とてつもなく重いもの>を背負わせる風潮がある、それに参ってしまうことは「弱い」ということではないよ」ということでした。私自身は、むしろ弱さともとれる「停滞、立ち止まり、精神的ひきこもり」は、激動している世界に対して長い時間をかけてじっくり適応している「変化」の時間ではと思うことがあります。
恐竜が急激な環境の変化に耐えられず滅びてしまいましたが、片隅で哺乳類が生き残ったように、控えめで生きることが長い目で見たらプラスととれるかもしれないという少し希望も持てる意見も出ました。「弱さと強さはコインの裏表」という意見も出ました。
皆さまも、少しずつ自分の苦手なところを転換させてゆけるようねがいます。