ころころちょこっと通信〜悩みが支えるもの〜

皆さまこんにちは、ころころ編集委員のムニュです。
先日11月14日に、ころころ通信編集会議とピアサポートタイムが行われました。
ころころ通信第三号は校正作業が大分進み、印刷の日程を年内に取れるかな?という具合になってまいりました。
ピアサポートタイムの方では、「いろいろなテーマの捉え方、向き合い方」ということで、自分との向き合い方や死、科学、哲学などの議論がなされ、濃い時間が過ぎました。
それだけ当事者が現実的な価値観だけでは納得がいかない状況に置かれていること、そこでふんばり新たな価値観や生活の糧、コミュニティを支える絆などを苦悩の内に生み支えているのだと思います。
社会が大きく揺れ動いている今、少子高齢化や生涯未婚率の増加など、人間がどうお互いかかわり支えあってゆくか、新しい社会の形を模索しているストレスにも似ていると思います。
ただ、それは現代に限ったことではなく、大昔から村が生まれるとき、宗教コミュニティが作られるとき、大学などで学生同士が社会について論じるときなど、何かを始めるときに、まず物事の原点をよく議論し練り上げてゆくエネルギーが当事者の世界にも変わらず存在するという事だと思います。
悩み苦しみの内に、生まれ育ってゆくものに敏感でいたいと思います。
ムニュ